呪い殺せ 呪い殺して先へ行け
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東雅夫『怪談文芸ハンドブック』
 おうちを引っ越すついでに、ブログも引っ越すことにしました。
 ジュゲムのブログはテンプレが豊富でかわいいのは気に入ってるんだけど、さすがに本文の下に広告が出るのはないわ。そのために有料サービスに申し込むのもシャクだし。
 いくつかヨソのブログを探してみて、fc2が機能もテンプレもなかなかなので、ブログペットを連れてそっちに移ります。
 なので、こちらの更新はこれが最後。そんな人がもしいたら、更新を楽しみにしてくれてた方、今までありがとうございました。

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 『幽』編集長・東雅夫が、ここ最近盛り上がりつつある(というか、東さんの手で盛り上げつつある)怪談文芸について、初心者からマニアまで、一読者から創作を志す者まで、幅広い層を対象に書き上げたガイドブック、その名も『怪談文芸ハンドブック』。

 怪談というのは、とても繊細にして微妙な領域を扱うものであり、「これこれこういう条件にあてはまるものが怪談」とソリッドな定義づけを行ったら、その瞬間に怪談そのものの魅力が損なわれてしまうような、おぼろげなものだと思う。
 それを定義や呼称の一方的な押し付けではなく、誰にでも分かる平易な文章で説き明かしてくれる力量は流石。特に第1部の「怪談をめぐる七つのQ&A」は必読です。

 思うに、怪談以外の文芸作品に対しても、該博な知識と一本筋の通った見識を持つ著者だからこそ、元来、曖昧模糊とした存在である怪談を、ホラーや幻想文学といった隣接する別のジャンルと明瞭に切り分けることができたのだろう。

 第2部、第3部ではもう少し現代作家の怪談作品にも触れてほしかった気もするけれど、そのへんは読者自身で玉石混交の中から、輝く怪談を拾い上げる楽しみをとっておいてくれた、と解釈。





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14:57 読書 〜活字を喰らふ蟲になりたい〜 comments(0)
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